白貝(シロガイ)

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白貝

正式には皿貝(サラガイ)と呼ぶが、北海道室蘭、白老では「シロガイ」、富山県では「マンジュウガイ」と呼ばれている。

鳥取以北の本州、北海道、朝鮮半島、サハリン沿岸の水深20メートル程の砂泥地に生息し、特に北海道太平洋側での水揚げが多い。

成長が遅く、食べごろのサイズになるまで10年以上かかり、20年以上の寿命があるとも言われている。

表面が漆喰のように滑らかで殻全体が白く、成長脈(筋)が弱く、三角に近い扇状の形をしている。

 

ほのかな香りでクセの無い上品な味わいがあり、アオヤギに似た味。

 

【食べ方】

刺身のほか、単純にバターで焼いても美味い。

酒蒸し、みそ汁、鍋の材料にもよい。

室蘭・白老などの地方ではむき身と野菜をいためて、家庭でも人気のある惣菜となっている。

 

白貝の酒蒸し

分 類 水産品
地 域 北海道太平洋沿岸
販売または収穫時期